録でもない備忘録

ろくでもない人間が、ろくでもないことを呟く。

テツandトモのなんでだろうが面白いのはなんでだろう

本当に面白い。たまたまYouTubeで見つけた動画を眺めて3時間くらい笑いこけた。こんなに笑ったのは何年ぶりだろう。

今さら言うまでもないがテツandトモは異次元すぎるよな。

高校の文化祭や会社の演芸大会などで、芸人の既存ネタをコピーして練習すればそこそこの完成度にはなるかもしれない。だが、テツandトモ「なんでだろう」に限って言えば、こればかりは誰しも本家は越えられない。越えるべき壁が高すぎるし厚すぎる。誰も足を踏み入れることができないその絶対的な壁の向こう側で、彼らは我々の見ることができない景色を見ている。

彼らの表情の一つ一つ、歌声、動き、ギター捌き、すべてが極められていて、毎度同じものを見せられているにもかかわらず、魔法でもかけられたかのごとく笑ってしまう。雰囲気の作り方が尋常じゃない。

一発屋で成功して、その一発が20年続くということが恐ろしい。常人が平成の三分の二、さらに言うと人生の半分を「なんでだろう」に費やせるか?そんな途方もない時間を芸を極めることに注いできた彼らのひたむきな姿勢に頭があがらず涙したたる。20年色褪せない笑い。もはや笑いの化け物。

もう人間国宝として、落語や講談のように2代3代と継承させなければいけない段階まできている。本気で言っている。ここまで熱く語れるのはなんでだろう。なんでだろう。